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とある東照宮

a0022584_1954184.jpg東照宮に案内された。
まさか、こんな所に連れて来られるとは全くの予定外。
入り口からココまでに林立する石灯籠の大きさと位置は、
当時の大名の石高に比例するみたい。
200円で昇殿参拝券を獲得できる。
国宝の中に入ることができるのって珍しい。
しかも200円で。
昇殿に向かう途中、落ち葉の片付けをしていたオニイサンが
思いのほか色っぽくてこれまた予定外。

でも、酷すぎる。
「ボロッボロ」じゃないか・・・。
内部の漆塗りも金箔も剥げまくり。
狩野派の壁画も薄汚れまくり。
壁の上部に飾られた百人一首だって、
せめて額に入れるなり何なりしなきゃ、もう見るも無惨な状態。
要するに、ほったらかしの極限。
私達は何とか見られるからいいけどさ、このままじゃ後世にはまず残らないね。
金かけてもいいから、金箔貼り直すなり、壁面塗り直すなりしてよ。
宮内庁、頼むよホント。
と、ここを訪れた人は全員思うはずだ。
「国の予算がないんですよー。」と言われるんだろうけど。


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「金色殿」が泣いてるわ。
もはや「こんじき」からは程遠い。
銅板の何やら貴重な屋根は、日本に2つしかないのに。
大石鳥居は、関東大震災でも微動だにしなかったほど
基礎工事が完全で、建築界の驚異の的となったのに。
国宝も蔑まされたもんだ。


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東照宮に訪れるという非日常的な体験をして、
非日常的な感覚を覚え、
非日常的な憤怒の兆しと、
非日常的な悲哀の念が沸き上がったという、
非日常。
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by epokhe | 2004-09-21 19:15
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