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人間非中心主義

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エコロジーを考える機会があった。
そして、自然に対する態度変更について、
M教授が新しい言葉を教えてくれた。
それは、「人間非中心主義」である。
これは、人間中心主義でもなく、
生命圏平等主義でもない。

エコロジーには主に2つあって、

①shallow ecology
   ・人間中心主義
   ・conservation(保全)
   ・中心となるのは主に先進国の人間

②deep ecology
   ・生命圏平等主義
   ・preservation(保存)
   ・中心となるのは生命圏

に、大別される。

①に対する批判:誰の生活の持続可能性が問題なのか?
②に対する批判:人間抜きに固有の価値を語れるのか?

よって、求められる態度は「人間非中心主義」となる。
これは、人間と自然の関係として見る態度である。
人間は、認識のレベルでは中心主義にしかなり得ないが、
存在のレベルでは中心的でない、ということを知っている。

アップした写真は、「生きている化石」として有名な
メタセコイアの木々である。
抜けまくる青空の下、キャンパスの階段に座り、
これらの木々を見ながら外で親友と昼食をとっていた時に撮影した写真だ。
美しい樹形に価値を見い出すのは私達人間であるし、
これらの木々を眺めて美しい気持ちになるのも私達人間であるが、
メタセコイアは私達のために存在しているのではない。
自然は人間のためにあるのではない。
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by epokhe | 2004-10-17 16:06
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