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山田さんの想像

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私の先生が今年の一月に編纂した分厚い本(報告書)があるのだが、これは先生の周りの人(部下的存在や知人等)に声を掛けて賛同してくれた方々が、各チャプターを担当している。
その中の一人に、『パラサイト・シングルの時代』や最近の『希望格差社会』で有名な山田昌弘さんもいて、彼の話になったのだが、「山田さんはアイディアマンだよ。」と、先生は言っていた。
山田さんは、それほどデータ解析のできる人ではないけれど、アイディアの点では面白いと私も思う。
そして、ここでも彼はチャプターの最後に「二極化する若年者」という小見出しで書いている。
で、それをご紹介↓

「既婚者における妊娠先行結婚者」、及び、「未婚者における避妊消極者」のデータを分析していると、妊娠、結婚に関して、日本の若年女性は、二つのグループに分かれていくように感じられた。
一方には、高学歴で、かつ年収の高い夫を選ぶ、つまり、生活のことを考えて、結婚、妊娠を合理的選択として考え、婚前避妊に積極的なグループがある。
もう一方に、学歴が相対的に低く、避妊に消極的で、恋人と結婚意欲は低いが、できたら結婚する人、つまり、結婚や妊娠をハプニングと考えるグループがある。
今、セックスや結婚、妊娠に標準がなくなる時代、つまり、個人化したアノミー状況(無規範状態)が生じている。その中で、結婚、妊娠を「合理的選択」の所産として考える若者と、まったく何も考えない若者に二極化していくのも、現代日本社会の一つの特徴かも知れない。

以上。

ねえねえ、山田さん。
私はどっちにも当てはまらないよ。
二極化というのはアイディア(っていうか、ひらめき。いや、思いつき?)としては宜しいけど、時として大切なものを見落としてしまう恐れがありますね。
希望格差社会にしても然り。
やはり、彼はアイディアマンである。
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by epokhe | 2005-04-06 21:23
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