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social stratification

私は今、「社会階層(social stratification)」というものに、非常に興味を持っている。
興味と言うと浅薄な響きに聞こえるかもしれないので、問題意識とでも言うべきか、兎に角それについてもっと知りたい。

社会階層という概念は、20世紀になってからのアメリカで、ソローキンによって創始された。
ソローキンは、社会階層を3つの次元に区別した。

(ⅰ)貧富の差によって地位が区分される経済階層
(ⅱ)権力と威信、名誉と称号、支配と被支配などによって地位が区分される政治階層
(ⅲ)職業的地位が名誉や権力をもつか否かによって区分される職業階層

次にソローキンは、これらの階層的地位のあいだを個人が世代間ならびに世代内的に移動する、という社会移動の概念を立てた。
そのような流動化現象を生ずる理由として、ソローキンは、

(ⅰ)階層間の出産率・死亡率の差
(ⅱ)親と子のあいだの能力の差
(ⅲ)環境の変動
(ⅳ)個人の能力と個人の階層的地位とのくいちがいの事後的調整

という要因をあげた。

概念的準備としては以上になるが、社会階層の構造と階層間の個々人の社会移動について、もう少し詳細に渡って調べてみるつもりである。
21世紀的には、また違う概念が生じていると思われるし、ともかく気になるところだ。
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by epokhe | 2005-06-23 00:40
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