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『埋もれ木』 小栗康平監督

シネマライズにて、小栗康平監督の『埋もれ木』を観てきた。
(毎週日曜の最終回は1000円均一なのでかなりお得!)

確かに綺麗な風景や圧倒される映像が印象的なのだが、正直、私は期待外れと言うか、わりとがっかりした。
先月、小栗康平監督と筑紫哲也の対談に出席し、小栗監督は非常に的を射たことを仰っていて、「小栗さんは世界をよく分かっている人だなー。」と思っていたので、今回の9年ぶりの待望の新作を楽しみにしていたのだった。
いわゆる芸術映画なので、理解するための映画ではないし、ストーリーを追う映画でもないし、意味を消すための映画または抽象に還元する映画なので、この映画の捉え方は本当に人それぞれだろう。
むしろ観た人達に率直な感想を聞きたい。
山田洋次や石井克人や安藤忠雄が、こぞって絶賛のコメントを寄せているが、これが一般的な見方なんだろうか。
思うに、小栗康平という監督は、映画をつくるより、何か文章や小説を書いたり、ドキュメンタリー写真でも撮ったりした方が面白いのではないか。
「日本が誇る名匠」なので、こんなことを言ったらぶん殴られるかもしれないが、小栗監督が語る姿を拝見して、世界を言葉に落とし込んでいく能力のある人だと感じたのだ。
小栗監督考はさておき、『埋もれ木』を観た方には是非感想を伺いたい。
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by epokhe | 2005-07-20 23:41
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