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パソコンに操られる人間というparadox

十数年くらい前の私だったら、パソコンなんていじらなくて良かった。
いじらなくて済んだ。
パソコンいじって喜んでるのは、一部の暗いオタクとかの世界の話で、休み時間にパソコンなんてネクラの極地だと思っていた。
遊びがパソコンとか信じられなかった。
クラスに一人か二人はそういう人種がいて、ほんと眼鏡かけて暗ーいタイプの人達だった。
インターネットなどの通信も黎明期で、当時は別になくても全く困らなかった。

それが今はどうだろう。
パソコンがないと仕事一つこなせなくなった。
人間の身体だけじゃ仕事一つ片付かなくなった。

そして、パソコンの電源を入れないと、仕事を逃してしまうようになった。
パソコンが使えるから(皆パソコンが使えるという前提があるから)、仕事が生まれる。
雑務も増える。
パソコンが利用可能という状態が、逆に雑務を増やしている。
パソコンがなかったらしなくても済んだことまで、しなければならない状況になった。
例えば、メールが普及していなかったら、メールチェックの雑務はなかった。

テクノロジーの発達というのは、えてして、このようなパラドキシカルな側面を持つ。
イノベーションというのは逆説的である。
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by epokhe | 2005-11-15 14:18
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