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『親切なクムジャさん』

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生きるのも闘争ですよ。
“死なない闘争”。


日比谷シャンテ・シネにて、『親切なクムジャさん』を観た。
パク・チャヌク監督の「復讐三部作」の三作目である。
前作(二作目)の『オールド・ボーイ』に出演していたキャストも何人か登場する。
「復讐」という主題以外にも、所々で、普遍的日常・社会的制度・潜在的差異に対する憤りが表現されていたと思う。
そしてやはり、血あるいは血縁が色濃く打ち出されていた。
怒り、遣り切れなさ、ぎこちなさ、違和感を呼び起こしてくれる、良い映画だった。
なぜかは言えないが、この映画は若い女性に観てほしいと思った。
どうしてそう思ったのか明確ではないが、これからのヒト達に観て戴きたい。
我々は、色んなことに対して目をつぶっている。
普段の目の開き方では見えていないことが多い。
分かったようなフリをして生きていても、それはただ生かされているだけなんではないだろうか。
映画であれ本であれ、「気付き」を与えてくれるものは、それだけで素晴らしいものである。


私の斜め右の座席に、韓国人のカップルが座っていた。
映画本編が始まる前の予告編の時から、とにかくよく喋る。
ありとあらゆる部分で、いちいちチャチャを入れる。
映画を観ながら彼らの様子がちょうど目に入ったのだが、どうも日本人が反応しない所でウケている。
日本人が分からない所で笑い声を漏らしている。
日本語訳に微妙なニュアンスが表現できていなかったのか、文化的な違いなのか…。
ファン君に韓国語講座をしてもらって韓国語をマスターしたら、私も原語で味わってみたい。
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by epokhe | 2005-11-21 00:13
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