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舞台女優/欲求に基づく人格

友達の舞台を観てきた。
場所は新宿御苑前。
彼女とは帰国後初めて会って本当に久しぶりだったけれど、不思議なことにお互いの関係は少女の時と少しも変わらない。
昔を知っている友人というのは、とても貴重だと思う。
それにしても、彼女がこういう道に進むとは。
生き生きしていて、すごく楽しい生き方だと感じた。

それと、今回の舞台で1つ考えさせられたのは「子役」である。
ストーリーの中で割と重要な役を果たしたのが、ある子役の女の子だった。
子役といっても幼児ではなく小学校高学年女子である。
この子が、もう本当に凄いのだ。
プロフェッショナルだった。
とても可愛く利発的な小顔で、細くて脚が長くてスタイルが良く、歌やダンスも抜群。
完全に「見られる自分」というのを意識しているプロである。
堂々としていて、自分にスポットライトが当たると、瞳も顔も体も、全身が輝く。
色っぽくて羨ましく思ったほどだ。
私は前から不思議だった。
何が不思議だったかというと、この子のように、小さいうちからここまで「目立ちたい」という自己顕示欲が発達した子の背景には何があるかということがずっと不思議だった。
こんなに小さいのに、他者に向けた自我がこれほど発達して、それを惜しげもなく披露できる技術というか才能というものは、何に起因するのだろう。
親だろうか。
ほんとに幼少のうちから、親がこういう世界に意図的に馴染ませるからだろうか。
私はこのような現象をとても興味深く思っている。
ある人間の根本的な性格や人格は、親がどこまで関与しているのだろう。
非常に問題意識があるので、私が子供を持ったら試しにそんなふうに育ててみてもいいなーと思った。
面白い。
親の自己満足で生まれた、世界中の全ての子供達が、それぞれあたかも独自のように人格を形成していくのは大変面白いことである。
何だかよく分からないところが人間の面白味でもある。

おっと、舞台の話から別の話に発展してしまったが、そんなことを思わせてくれた今日の舞台だった。
私の友達も、今回の公演が終わってちょっと一息つけると思うので、近いうちにゆっくりと会う予定である。
彼女のいる世界のことを色々と聞きたい。
ここのところ生きた心地のしない日々が続いていたので、久しぶりに潤った気がした。
ありがとう。
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by epokhe | 2006-01-22 22:30
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