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結婚≠婚姻

「結婚」は「婚姻」とイコールではない。
結婚には大きく分けて2つある。
①法律婚(legal)
②事実婚(de facto)

①の法律婚(legal)というのが、つまり「婚姻」である。

②の事実婚(de facto)には、3種類ある。
ⅰ)内縁
  ⇒「内縁の妻」という言葉もあるように、何やら訳ありな感じの男女の関係。
ⅱ)合意婚
  ⇒ヨーロッパのある地域ではよくあるらしい。
ⅲ)同棲
  ⇒なんかよく分かんないけど何となく男女が一緒に棲んでいる状態。
   (多くの場合、性関係を伴って)。


というわけで、結婚にも色々ある。
legalなものは、「ストック」として、つまり静態的にとらえることができる。
それに対し、事実婚と言われるものは、「フロー」つまり動態であるので、ストックとしてとらえられない。
よって、実態がどうなっているのかを国が把握するのも結構ムズカシイ。
したがって、それらはマクロからは無視される。(実際、日本ではごくわずかで極めて例外的であり、増加する兆候も見られない)。
現在のお偉い政治家らは、与党も野党も、伝統的家族を非常に大切にしていて手放さず、絶対に捨てようとしない。
欧米はその点、個人至上主義で何でもアリな状態である。
にもかかわらず、アメリカは人口増加率が未だにプラスで、2050年には今の1.5倍の人口になる。
それにひきかえ、日本や中国、アジアNIESなどの儒教圏や、イタリアなどの南欧やドイツ語圏は、ものすごいスピードで異常なほど少子化が進んでいる。
これらの国々(合計特殊出生率が1.3を切った国々)を超少子化国と呼ぶ。
一方、北欧やアメリカなどの英語圏、フランス語圏など、少子化が比較的穏やかな先進国を緩少子化国と呼ぶ。
家族を大切にする国々で子供が産まれず、逆に、そうでもない国々では比較的ちゃんと産まれているというのは、非常に皮肉なことだ。
つまり、「de factoな子供」が認められない社会で、人口が急減していくのである。
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by epokhe | 2006-01-29 23:02
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