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属性階層と個人業績

世の中が近代化するにつれて業績主義が台頭し、属性の重要性は廃れると予想されていたが、日本でもアメリカでも最終学歴の程度は出身階層と密接な関係にあり、個人の業績を説明する上に出身階層の影響力は低下していない。
もし業績主義が属性主義に取って代わって中心的な配分原理になると、業績の一つの典型である学歴達成は出身階層と何ら関係がないはずであるが、現実は学歴レベルに出身階層の影響は無視できない。
東京大学生の家庭の平均年間収入が最も高い、というのも高い学歴と高い出身階層がプラスに相関していることを示す良い例である。

現代日本には、カースト制やジャーティのような、制度化され可視化された階級はないが、階層が存在し、それに基づく階層格差が拡大している。
出身の属性が、個人の業績の限界要因の一つとなっている。
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by epokhe | 2006-06-17 20:23
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