試論Records

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この『試論Records』は、「試論」として、また「Records」として、私には役に立っている。
2年前と比較して、私は冗長な文章が書けなくなっていることが分かる。
勿論、仕事等で、別の場所では全く趣の異なったものを書いており、そちらはこのような散文ではなく、きちんと人に見せられるようなまとまったものを書いているのだが、リサーチ結果や報告書といった種類のものを書く場合、必ずデータ(要件を満たすデータ)という明確な根拠が求められ、そのデータを的確な統計手法で解析して初めて、他人を説得できるような結論を導き出す。
私が普段やっていることは、まさしくこの"social science research"の類であり、適切なモデルを作り上げるまでの作業は、実際の所ほぼ「数字」との闘いである。
少し前までは、これが若干苦手だった。
苦手だったというより、「自分にはセンスがない」と引け目を感じていた時期があった。
しかし、最近私は、このモデリング作業を非常に面白く感じていて、多少は自信が出てきた。
自らの仮説が、多変量解析をして鮮やかにパッと証明される様は、もはや「美」の世界で、優れたモデルは多くのケースを含んでいながらも本当にシンプルで美しい。
良いモデルを作ることができると、とても心強い。

思ったままを只書き連ねると、「読み物としては面白いけど、それだけだと単なる"SF"だ」と吐き捨てられてしまう世界にいる私にとっては、この『試論Records』という場所は、とっても気楽だ。
そういう意味では、『試論Records』は"SF"あるいは“空想論”に過ぎないのであろう。
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by epokhe | 2006-11-21 01:54
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