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Google信仰神話

Google会社概要にある「Googleの理念」のページをご覧になったことがあるだろうか。
これは、いささか気味が悪くはないか。
Googleが目指す世界は、「数量算術的宗教」の世界に等しい。

Google の使命は、「Google 独自の検索エンジンにより、世界中の情報を体系化し、アクセス可能で有益なものにすること」だという。
「Google」という社名 は、10の100乗を指す「googol (ゴーゴル)」という数学用語から名付けられたらしい。
この社名は、ウェブ上で使用可能な膨大な量の情報を組織化するという Google 社の使命を反映している、と会社概要に書かれている。

Google の共同創設者ラリー・ペイジは、「完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致するものを返すものだ」と言っているそうだが、私自身はこれまでGoogleから「私の意図を正確に把握し、私のニーズにぴったり一致するもの」を返されたためしがない。
返されるのは、ただただミーハーなリターンのみである。
そういうものしか返ってこないのは当然である。
なぜなら、「完璧な検索エンジン」は、ただただ算術的な視点しか含んでいないからである。

「完璧な検索エンジン」というものが、このように極めて数量的なものであるうちは、まだマシかもしれない。
単なる数量算術的宗教に侵されているうちは、まだ救いがある。
しかし、もし、本当に、「私の意図を正確に把握し、私のニーズにぴったり一致するもの」が返ってくるような出来事が起こってしまったら、そして、そのようなことを一つの企業が組織化している事態が起こってしまったら、その方がよっぽど恐ろしい。
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by epokhe | 2007-03-12 22:05
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