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解決不可能性による内破

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惨劇はとつぜん 起きる訳ではない。
そんなことがある訳がない。
それは実は ゆっくりと徐々に 用意されている 進行している。
アホな日常 たいくつな毎日の さなかに。
それは―――。
そしてそれは風船が ぱちんとはじけるように 起こる。
ぱちんとはじけるように 起こるのだ。

(以上、再び、岡崎京子『リバーズ・エッジ』より)
Cf.リバーズ・エッジ/解決不可能性
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上の≪ぱちんとはじける≫という箇所、これが「内破」である。

現代ニッポンにオピニオンリーダーのようなものがいるのなら、
それは岡崎京子だ、みたいなことを誰かが言っていたが、実にそうだ。
彼女は、まさにイマの時代をえがくヒト、超えてゆくヒト。

現代ニッポンは、「なにも解決しない・・・・・・」そんな時代である。
解決から解決しない、ではなく、
解決しないが「解決」幻想のあった時代から、解決幻想さえ無い時代へ。
問題が溢れるのに解決されない――という状況は、
風船にどんどん空気が入っていくのと同じで、ある限界まで来るとパチンとはじけてしまう。
キレてしまう。
イッてしまう。
個人から、家庭から、関係から、学校から・・・・・・そして社会まで、
パチンパチンというふうに。
内破する・・・・・・。

私にだって、アナタにだって、キミにだって、カレにだって、カノジョにだって、
誰にだって、惨劇はゆっくりと近付いてきている。
外側からでなく、内側から。
そんな時代だ。
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by epokhe | 2004-08-17 00:48
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