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アビエイター

水曜日は¥1000で映画が観られるから映画を観よう、ということになり、水曜の夜に『アビエイター』を観た。

◇ハワード・ヒューズは流石にしぶとい。したたか。

◇この種の人間は、"all or nothing"の人が多い。極端から極端へ。

◇「お金に興味がないのはもう十分に持っているからだ。」

◇有名人・著名人は、ある意味頭がおかしい。寧ろ、頭がおかしくなければやってられない。

◇真のPTSD。著しく驚異的あるいは生命にかかわる破局的なストレス状況、数週から数ヶ月の潜伏期、周囲への鈍感、孤立、睡眠障害、驚愕反応、フラッシュバック、関連した状況の回避、動揺性の経過、回復。

◇強迫性障害(強迫神経症)。強迫観念、強迫行為 : 儀式。男の母親と、母親の育て方と、男の潔癖症。

◇レオはやはり演技派・実力派だと思う。では、なぜ毎回アカデミー賞を受賞できないかというと、彼は顔が良いからだと聞いた。

◇ケイト・ブランシェットの助演ぶりはカッコ良かった。声のトーンもいい。

◇サウンド・トラックがどのシーンにもマッチしている。
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by epokhe | 2005-03-31 16:57

ル・リス・ダン・ラ・バレ

本郷にあるフランス料理「ルリスダンラバレ」に招待され、お食事をしてきた。

あれこれ言うまでもなく、ともかく絶対お薦めです!
素晴らしい、全て。
リンク先の紹介文にあるように、「建物は、明治時代の中頃に建てられた伝統的な和風建築。そこに、西洋文化がうまくミックスされて、独特の華やかでくつろいだ雰囲気を醸し出しています。」
空間、お料理、接客ともに格別。
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by epokhe | 2005-03-30 18:45

DAMN RIGHT

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あたしの経験上、深く考えてしまう人間は考えなしの人間より7割増しで幸せになれないわね。

小林聡美が役中のセリフで言っていた(約1.7倍速の早口で)。
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by epokhe | 2005-03-29 22:24

出生力と、些細で大問題な疑問

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20歳代の最も出産能力の高い女性群がほとんど結婚をしないとあっては、社会が結婚を前提にした出産しか認めていない日本では、出生力が激減するのは当然である。
出生力は経済の関数ではあるが、一度先進諸国の仲間入りをすると出生力は2以下になり、その後は、いくら経済が疲弊して国民総生産が低下しても、発展途上国のように大きな値にはならなくなる。
そればかりではなく、合計特殊出生率を維持しようとするには、女性の産む意思を制限する多くの要素を取り除く社会制度が必要となる。
日本の現状では、出生力の低下は、子供が育てにくいからではなく、結婚したくない女性が増え、未婚率が高くなっているのが最大の社会的要素だろう。
多くの論者が言っているように、未婚の母の社会的容認が困難な日本では、未婚率の上昇が出生力の低下に直結している。
北欧や米国のように、未婚の母の出生率が50%を超える国の合計特殊出生率のみが1.8を超えるようになっている。
しかし、これとても、米国のように低い所得階層の若年層が未婚で出産し、そのまま所得の低い階層を再形成する傾向が見られるように、無批判にこの制度を採り入れることはできない。

それにしても、子供が欲しいと思う相手と、結婚したいと思う相手が異なる場合はどうしたらいいんでしょうか。
この人との子供をつくろう、と思っても、別にこの人と結婚はしたくないな、というケース。
この人と結婚しよう、と思っても、別にこの人との子供は欲しくないな、というケース。
そんな時は巷ではどうなさっているんでしょうね。
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by epokhe | 2005-03-28 20:21

オーガニゼーションマンからフリーエージェントの時代へ

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野村総合研究所研究理事の中村実氏は言う。

◆10年以上にわたる長期不況や、東アジアでの競争激化により、日本企業の永続性に対する信頼は薄れてきている。しかし、依然として“大企業正社員信仰”は根強い。

◆1990年代から増加しつつあるフリーターに対しては、フリーターとして定着してしまうと低賃金未熟練労働者になってしまうことへの恐れから、否定的な見方も多い。とはいえ、フリーターをすべて正社員にすることが、フリーター対策であるとも思えない。これまでの、組織に属し、企業内分業に従事して定年まで働きつづけるという労働者のあり方を、見直すべき時代になっているのではないか。そのためには、農業、小売業以外でもフリーエージェント(組織に属さず、自分の専門性をよりどころに仕事を営む個人事業家)が生まれやすい社会環境を整備しなければならない。

◆バブル崩壊後の長期不況下で、主に大企業を想定した商法や会計制度の改革は一段落した。今後は、個人事業主、専門家の相互信頼に基づいたジョイントベンチャーなどの小規模な事業推進形態の見直しが必要である。大企業に所属し、組織人として生きるのではなく、小規模な専門家集団として自由に自己実現を図ることのできる事業推進形態の導入は、経済活性化のためにも必要である。

◆大企業には連結決算、連結納税制度が導入されており、子会社の新事業が赤字になった場合、親会社の利益から新事業の赤字を控除することができる。いわば、税制がリスクのクッションとなる役割を果たしている。これをミニ企業にも当てはめ、主に中小企業の事業推進形態となっている有限会社にも損益通算を認めることで、フリーエージェント、ミニ企業の活性化を図るべきである。

◆国際的にみても、先進国で自営業者が減少している国は日本とフランスだけであり、米国、英国では堅調に増加している。特に米国では、IT革命の進行、サービス化社会の進展が個人ビジネスを後押ししており、長期的には組織人の時代から、ネットワーク上の公共インフラを十二分に利用する個人プロフェッショナルの時代へ移行するとも予想されている。

◆日本でも米国のように、これまで企業に属していた“専門家”が、社内政治に力を入れるよりも、独立して多くの顧客と取引するフリーランスとなる道を選択するという現象が起こる可能性は高い。
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by epokhe | 2005-03-27 15:51

How brightly onward, at its name, See our steady ranks proceed!

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気付けばもう桜の季節。
青空のもとに咲く桜を目にして、めでたく晴れやかな気分が昂揚した。

昨日言われたこと。
◆鋭い問題意識は現実から芽生える。生きた現実から学べ。
◆一日幸せになりたかったら床屋に行きなさい。一週間幸せになりたかったら結婚しなさい。(←裏を返せば、結婚しても一週間しか幸せではない。)一生幸せでいたかったら○○でありなさい。(○○には漢字二文字が入るらしい。)
◆ナイチンゲールがどうのこうの・・・。
◆朝食を見ればその人が分かる。何かの目標に向かってやる気を持って生きている人は、しっかりとした朝食をとっているものだ。

あとは・・・、飲んだら忘れました。
というか、その他は地位・名誉・実績・ネットワークなどについてなので、省略します。
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by epokhe | 2005-03-26 17:53

服/山本耀司/日本のメンタリティ

着る服によって、周りの人の対応が違う気がする。
周りの人というのは、正確に言うと、初対面の周りの人、見ず知らずの周りの人、という意味だ。
人のために服を着ているのではないけれど、かといって、自分のために服を着ているとも言い難い。
10代の頃だったら、自分だけのために服を着ている、と堂々と言えたのに、そうも言えなくなってきた頃から、相応の服を考えてしまうようになる。

ファッション・デザイナーに山本耀司という素晴らしい人物がいる。
山本耀司氏は、ヨウジ・ヤマモトとかワイズというブランドの服を作っている人だ。
彼が作る服というのは、この社会のどんな人間類型をも思い浮かべさせない、つまりサラリーマンらしくも芸術家らしくもなく、ジャーナリストらしくも学生らしくもないし、老人らしくも若者らしくもない、いってみれば具体的なイメージがとっさにつかみにくい、というか、そのどれにもなりきることを拒むような、抽象的な服だ。
そういうしかたで、山本耀司氏はこれまで、流行の人間イメージを振りまいては季節ごとにそれを取り替えるモードという制度との共犯関係に入ることを、一貫して拒否してきた。

彼は言う。
≪若いときっていうのは、大人の着ているものを「崩す」「バランスを変える」「わざとだらしなくする」ことから、服を着はじめます。学生時代まではそういうふうに反抗していて、そして就職となると常識のなかに入る……
でも、そうでしょうか。
一着の服を選ぶってことは生活を選ぶことだから、実はたいへんなことなのに、学生時代は、あれは遊びだったんですか、みたいなクエスチョン・マークがどうしてもつくんです。そうなると、子どもの遊びのために一生懸命作ってられないよという心境になることもある。
一着の服装をするということは、社会に対する自分の意識を表現することですから、これくらいに髪切って、分けて、こういうシャツを着て、ネクタイつけて、スーツを着てってなれば、あの時代のあの選択をやめたんだな、残念ですね、と言うしかない。社会にそういう考え方があるということと、そういう考え方のなかにずっといるという、この事実が、闘う相手としてはあまりにもリアルすぎて、あるいは大きすぎて、まいったなあ、というかんじです。
ところが一方で背広は、服装に関してあまり訓練されていない人のためにはひじょうによくできた服装です。だれが着てもみっともなくならない。ですから、どうしてもプラス、マイナス両方のセリフが出てきてしまう。そんななかで、結局二十年やっても何も変えられなかったじゃないか、という思いが去りません……≫
以上。

「からだのさばき」というものを特に大切にし、服を最も愛している山本耀司氏が、今、とってもやりきれない気分でいるのは胸が痛む。
思うに、まずは、日本のいわゆるリクルートスーツから変えていかねばなるまい。
初っ端があれでは、先は目に見えている。
規律による拘束のしるし、画一性と没個性のしるしだ。
「自粛」という名の自己検閲と相互監視のシステム。
日本という国は極めて「自粛」的である。
歴史を辿っても、自粛運動がどれほどあったことか。
日本という国では、人は、ことあるごとに、この被虐的なメンタリティに進んで埋没してゆくものらしい。
そしていったんそちらに流れ出すと、すぐさま攻撃に転じ、あたりに厳しく目を光らせて、それに従順でない者を詰問し、告発しはじめる。
危険だね。
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by epokhe | 2005-03-24 16:39

増殖する「NEET」/フリーターの極限「SOHO」

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内閣府は22日、職探しも進学も職業訓練もしていない若年無業者(ニート)が全国で約85万人に達するとの推計を発表した。
うち、将来の就職を希望しているのは約43万人、就職を希望していないのが約42万人だった、とのこと。
およ、「将来の就職を希望している」?
就職を希望する「意欲」がある人間は、ニートに含まれないのではないか?
ニートという言葉の使われ方が限定的なので、もうこの際、ニートの概念を拡大してしまったらどうか。
希望とか意欲とか、その種の次元まで掘り進めてしまうと、リアリスティックな現状が浮き彫りにされにくい。
例えば、教育機関に属している人間の中にも、「大学6年生」などという、「表面学生実質ニート」のような人がたくさんいるはずである。
人間を所属のみでしか語れない社会が哀しい。

また、資産を多く持つ高齢者に育てられた次の世代が、消費を変えている。
そのようなパラサイトと呼ばれる世代でも、何らかの形で生産に携わり、新しい消費を増やし続けている。
何年か前から、政府がフリーターの極めつけともいうべきSOHO(スモール・オフィス、ホーム・オフィス)を推奨してきたのは何のためか。
自営の人達が増えないで新しい産業が興りうるのか。
今までの管理された会社組織という檻に閉じ込めて、その中で一所懸命(いや一社懸命)に生きることを、これからも強いようとするのだろうか。
そのような形態では、消費が減るのは仕方がないだろう。
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by epokhe | 2005-03-23 19:13

旦那さん

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先日、デンタルクリニックで前歯を少しキレイにした。
今日、その様子を診てもらうために再び診察に行くと、ドクターが、
「前歯がキレイになったこと、旦那さんは気付かれましたか?」
と、仰った。
旦那さん?
だんなさん?
ダンナサン?
旦那さんって誰だろう?
と、暫く考え、ややこしいし面倒くさいので、
「はい、皆気付きました。」
と、とりあえず答えておいた。
歯や口や唇の変化に、最も早く気付くのは旦那だということで、ドクターもそう聞いたのだろう。
口を開けた私の姿を一番よく目にする事ができるのが、旦那というわけで。
私は既婚者だと思われたのか、それとも単に恋人のことを「旦那さん」と呼んだのか、未だに不明。
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by epokhe | 2005-03-22 18:13

ドイツ大統領ホルスト・ケーラー

ドイツの大統領、ホルスト・ケーラーが今週来日する。
そして、私の新しい先生が、彼と対談をすると言っていた。
大統領の分刻みのスケジュールに合わせて大変だと洩らしていた。
ホルスト・ケーラーの任期は2004年7月1日から。
経済家で、 2000年から2004年3月まで国際通貨基金(IMF)専務理事を務めていた。
大統領とは言えども、はっきり言って、politicianではないな。
経済人だね、経済人。
また、キリスト教民主同盟(CDU)の党員でもある。
彼は、アメリカ合衆国での生活が長く、経済的志向もアメリカナイズされた放任主義的自由市場経済を基調とするため、社会民主主義的なドイツではしばしば批判の対象となる。
愛知万博(愛・地球博)にも訪れるそうで、どんな話をするのか少し楽しみである。
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by epokhe | 2005-03-21 22:34
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MAIL: epokhe@excite.co.jp


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