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「棒」の哀しみに象徴される、「存在」の情けなさ

学生時代に映像の授業でお世話になったM・H先生の著書を久し振りに引っ張り出してみた。
なぜかと言うと、神代辰巳の遺作で奥田瑛二が主人公の映画『棒の哀しみ』について、先生が言及していた記憶があったからだ。
調べてみると、やはりあった(写真付きで)。
『棒の哀しみ』についてはここでは書かないが、著書の中で、存在の情けなさとしての神代辰巳という章にこんな記述があった。

「裸」の「脆弱さ」は、(中略)、男女の性行為の場面においても同様に存在しているとは考えられないだろうか。
確かに性的場面における裸体は、「観念として」はエロチックなオーラを放っているかもしれないが、しかし「具体性として」は常に、人間の身体の「弱さ」や「惨めさ」をも露呈させてしまっていると私は思うのだ。
実際、裸になって獣のように絡み合い、喘いでいる男女の姿など、冷静に見れば「情けなく」「みっともない」姿以外の何ものでもないだろう。
だから私たちは、ハードコアポルノの本番場面を見続けたとき、かえって何か惨めな気分に陥ってしまうのだ。
なぜ自分はこんなに「惨めな」「みすぼらしい」人間の姿を見たいなどとあれほど欲望していたのだろうかと。


上記のことは、過去に具体的な説明をしてもらったこともあるので、実によく理解できる。
見たいものが見たいのではないと悟らせてくれた契機は、この先生かもしれない。
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by epokhe | 2005-04-29 15:56

年少者/合コン

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年下の男性・女性と話をする機会が増え、その度、「若いなー。」と思う。
そして、自分が彼ら・彼女らの年齢だった時、こんなに子供っぽかったっけ?と感じる。
言ってることが、相当子供っぽい。
私がその年齢だった頃は、こんなじゃなかったですがねー。
もうちょっとしっかりした方が宜しいんではなかろうか。
敢えてそんなことを当人達に直接言ったりはしないけど、顔は笑顔を保ちつつ、顔の裏側と、はらわたの内側では、結構苛立ちが渦巻いている。
デキる若者って、めったにいないもんなんだな。


それぞれの会社で新年度が始まって一ヶ月が経とうとしているが、男性から、女性から、飲み会(というか、合コン)を開いてほしいという要望が殺到中。
男性からは、カワイイ女友達が多いと思われている私。
女性からは、カッコイイ男友達が多いと思われている私。
そして、実際まあその通りだ。
今から、どんどん予定が埋まっていくが、ご協力頂く皆様、どうぞ宜しくお願いします。
楽しい時間と価値ある機会は保証致しますので。
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by epokhe | 2005-04-29 00:20

恋愛の条件

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大学の先輩の一人に、小倉千加子という人がいる。
小倉千加子女史はフェミニストであるので、だいぶ古臭いところもあるし、私の論調と相容れない部分もあるのだが、彼女が「恋愛の条件」についてインタビューでこんなことを言っていた。

・今、みんなが純愛を渇仰してるのは、現実の生活の中で、純愛ではないエゴイスティックな愛の横行に深いところで絶望しているからだと思う。極端に言えば、結婚に至らないような恋愛に本気になれる人への畏怖と羨望ですね。日本で恋愛と結婚が全く別になってしまったのが、私の記憶では1985年です。

・今、女の子は癒し系で、男は和み系なのよ。二人で和んで癒してろよ!と思うけど、それがホームの理想像なんですね。男性も、結婚したい男というカテゴリーに努力して入らない限り結婚できないという危機感を持ってる。正社員になることと夫になることが、男にとっては勝ち組なんですよ。

・さかもと未明さんが、作品の中で、結婚に野心を持っている女の人にこう言わせてる。「とりあえずお金さえあれば、子育てが楽しいのは事実」。真実でしょう?

・お金があって、結婚では勝ち組。そんなママが、恋愛しないはずがないじゃないですか。エスカレーターで大学まで行けるようなところだと、子供が幼稚園に入った時点で、お母さんたちは合コンしてますよ。 ―(お相手は?)― 年下のリーマン。最低、学歴は早慶を出ていることが条件。喋っていても面白くて、そこそこの会社に勤めているものだから、ストーカーになったりしない。大前提は、幼稚園ママの家庭を壊さないことだもん。

・最初から結婚できない関係の中では純愛はあるんじゃないかな。人生のオプションとして結婚を握って放さない人には、純愛は難しいと思う。恋愛が経済と結合してるから。

・純愛は破綻するんです。逆に言えば、決して結ばれないのが純愛ですよね。だからドラマや小説ではしばしば死が使われる。恋人が死ぬのは最高の純愛です。死者は生者に「他有化」される。いったん「他有化」できたら、こんな至上至高の恋愛はないじゃないですか。

・日本人が非常に強く持っている危機意識が、女の人の場合、純愛ブームという形で現れてるんでしょう。 ―(男の人はどこに逃げて行ってるんですか?)― 雑誌で見る限り、もっと即物的なものに逃げます。女子アナの巨乳とか。もう人格じゃなくてフェチにいくのよ(笑)。恋愛以前、赤ちゃんになっちゃうの。対等な関係性は作れないの。女の人が純愛にいくってのは、女性性の本質が、「関係」であるからです。
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by epokhe | 2005-04-27 16:50

沙汰

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前回の記事で、警察のことを書いていたら、昨夜(というか本日未明)、本当にそれっぽいこと(内容的には全然違うけど)が起こってしまった。
当事者ではないけれど、関係者。

人生、極度に成功するためには、極度な人格が必要だと感じさせられた。
濃ゆい一日でありました。
面白いなー。
生きてるって、こういうことだ。


Cf.アビエイター
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by epokhe | 2005-04-26 23:23

機能不全の今、今後

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人の目というのが警察の役目を果たしている、と思うのだが、それを気にしない人にとっては警察が存在しない。
そのように、人を世間をナメまくっている人間に対しては対処のしようがない。
何をしでかすか分からない人ほど危険な人はいない。
そんな人々が増えていった先は一体どうなってしまうのだろう。
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by epokhe | 2005-04-24 12:47

本当は公開したくない貴重な話

映画監督(俳優でもあり、画家でもある)奥田瑛二さんとナマでお会いし、お話を聞くことができた。
登場するなり、彼から溢れるオーラが文字通り人並みでない。
外身も中身もこの上なく「いい男」であった(彼に会って恋をしない人はいるのかねー)。
松田優作と同い年の奥田監督は、ダンディーな二枚目で驚くほど脚が長かった。
ということで、以下に奥田さんの話の内容を少しだけ明かしてみる。

◇今、「映画監督をやっていれば人生、一番楽しい」と感じている。
◇映画のテーマは、「真実の愛」を見つけること。自分の一番得意なものは愛であり、一貫したテーマで何百本も撮れる。
◇海外の映画祭に参加する事も多々ある奥田監督。そんな中、「手前味噌なんですが、俳優やっていて良かったな、と思うのは、外人に見劣りしないこと。これ、重要なポイントなんですよ。」と言っていた。実際、見劣りしないどころか優っているし、彼が言っても嫌味が全くない。
◇フィルムは1000年くらい平気で残る(DVDはせいぜい30~40年)。生んだ映画も子供と一緒で生き続けるし歩き続ける。映画はワールドワイドにつながっていくので、つくって終わりではない。生んだ子は面倒を見る。エネルギッシュに世界各国をまわっていく、というシンプルなやり方だが、シンプルにまわっていかないと権力には勝てない。映画監督になってから、俳優時代は鼻であしらっていたプロデューサーにも、90度のおじぎをするようになった。おじぎの回数は既に、普通のサラリーマンが一生のうちに下げるおじぎの2倍した。
◇映画は大きな数学、「大数学」である。数学の中にある文学、あるいは、数学の中にある文学の情緒性が映画。
◇優しい摩擦や乱暴な摩擦(例えば、愛することや喧嘩すること)が人生には欠かせない。自分の中や家の中に閉じこもるのは絶対に良くない。本やインターネットを開けば色んな女の子があらわな格好で溢れていて、それによってヴァーチャル・セックスに及ぶ現代の青年達。青年だけでなく小学生にまで広がっている現状は「悪魔のしわざ」だと思う。そんなところに愛はない。
◇人生には摩擦が必要。どんな痛い摩擦も気持ちいい摩擦も、全責任を負う覚悟で立ち向かっていかなくてはいけない。
◇二枚目の宿命として、若い時はヤリたい放題だった。そんな時期を経て、これではいけないと思い、段々とハードルを高くしていった。つまり、そのハードルを越えられる女の人としか恋愛しない。高くしていくうちに、「この人となら結婚してもいい」と思える人に出会う。そして、結婚したら、ハードルは棒でも使わなきゃ飛び越えられないくらい高く設定している。
◇恋愛と結婚は違うという話があるが、確かにその通りだ。自分も「理想の相手」というのが今でもあるが、それは妻ではない。理想は永久に掴み取ることはできない。掴んだら現実になる。
◇「不倫は文化だ」と言ったバカがいるが、不倫が文化のわけがない。不倫は人を傷付けている。文化は優しさや努力の積み重ねから生まれるのであって、人を傷付けることが文化になるはずがない。歪んだ異型が文化になるはずがない。

奥田さんは、凡人では考えられないほど数多くの恋愛を経験していて、その経験に裏打ちされた結論と姿勢は、さすがに二枚目だった。
過去に、多くの色んな人達を泣かせてきたからこそ辿り着く地点なんでしょうね。
二枚目の宿命。。。
いずれにしても、真実の愛って大事。
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by epokhe | 2005-04-23 21:30

睡眠の事、拷問の事

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忙しい。
睡眠が足りない。
眠い。
遅く寝て早く起きる。
睡眠が足りない。

寝ないと駄目だ。
寝ないと人は死ぬと思う。
拷問って何だろうと考えてみると、普段普通にできることができなくなることが一番の拷問だろう。
絶対眠ってはいけない、とか。
絶対まばたきするな、とか。
何があっても排泄するな、とか。
無論、息を吐いてはいけない、とか。
そういうことは、確実に人を死に導くと思う(息をしないのは、即行死に向かう)。

いつ、ゆっくり眠れるんだろうか。
とりあえず、今日は無理。。。
今夜も睡眠時間が少なくなるのは必至。
明日はゆっくり眠れるんだろうか。
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by epokhe | 2005-04-22 22:53

健康診断

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皆様、今年度の健康診断はお済みでしょうか?
私は先日、健康診断に行って参りました。
異常ナシの健康体だったのですが、敢えて言うなら、血圧がちょっと低め。。。
やや低血圧ぎみ。
欠食しないように、と言われました。
朝食からきちんと食べているんだけどなー。
まあ、この歳で血圧高めって言われるよりいっか。
高血圧です、なんて言われるよりはマシ。
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by epokhe | 2005-04-19 23:38

「英会話」

先日、地下鉄の某駅ホームで、とある外国人の方に道(電車の方面や所要時間)を訊ねられた。
私はよく話しかけられる。
そして、相手が外国人だった場合、容赦なく英語で話しかけられる。
そういう顔をしているのだろうか。

彼は、オーストラリア出身で、某有名英会話スクールの教師をしているらしかった。
電車の方面が一緒だったため、数駅の間だが英語で喋った。
別れ際、メールアドレスを教えてほしいと言うので、名刺を手渡した。
たとえ身元がしっかりしていても、仕事以外の初対面で個人情報を明かすことはまずないのだが、今回は同情と言うか何と言うか、咄嗟で時間がなかったこともあり、教えてしまった。
すると、翌日早速PCにメールが届いた。

以下、固有名詞は一部修正(○には彼の名前が入ります)↓


Hey Epokhe,

this is ○○○○○ hope you remember me,
it is very very first time to meet any body accidently who can speak fluent english,
I am really surprised but enjoyed to talked with Epokhe,
You are very nice but Intellegant women,
I have to appreciate your kindness.

Even being as an english teacher life is vey busy and I am very new here
but hope if u need any help to improve ur english plz ask me as a friend.
Honey plz take extra care of yours health.

Best Regards
○○○○○


スペルがおかしい単語もいくつかあるし(Intellegant womenって、intelligent womanのこと?)、接続詞もちょっと変なのもあるし、英会話の先生って文法いまいちでもできるんだね。
(省略形・短縮形は別に構わない、問題ない。)
そういえば、TOEICスコア970点の友人が、「英会話学校に通うと点数取れなくなるから、絶対に通っちゃ駄目だ。」と言っていたのを思い出す。
英会話ができることと、TOEICで点数かせげることは、別問題だ。

それにしても、オーストラリア英語というのは、やはり何度聞いても慣れず、聞き取りにくかった…。

【追記】
後で気付いたけど、「Intellegant」というのは、「intelligent + elegant」の造語ではなかろうか。
わおー、すごー。
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by epokhe | 2005-04-18 16:55

女の花道

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元銀ホス作家の蝶々さん原案の某作品中に、「男の将来性の見抜き方」というのが載っていた。

☆男の将来性の見抜き方
①彼の肌質をチェックする
②第三者への態度をチェックする
③デートの段取りをチェックする

①⇒肌質は生活状況やレベルを映し出す鏡!!仕事でノッてる男や育ちのイイ男はどんなに疲れていても肌の張りがいいわ
②⇒そして大物やデキる男ほど第三者に最低限の礼とマナーをもって対応するものなの
③⇒最後に忘れちゃいけないのは男も女も恋愛を楽しむということ…


以上。

あと、「CHOCHO'S NOTE」として、以下の二つが記されていた。

●本物は、歳をとっても色あせない!
●ほれてくれる男とレッスンする!

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by epokhe | 2005-04-17 15:34
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