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試論Records

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Study & Money

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とある男女二人がしていた会話が耳に入ってきた。

A(♂):「勉強すれば金持ちになれると思ってたけど、勉強すると貧乏になってく…。」
B(♀):「っていうか、勉強するにはお金が必要なんだよ。」
# by epokhe | 2005-11-22 01:29

『親切なクムジャさん』

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生きるのも闘争ですよ。
“死なない闘争”。


日比谷シャンテ・シネにて、『親切なクムジャさん』を観た。
パク・チャヌク監督の「復讐三部作」の三作目である。
前作(二作目)の『オールド・ボーイ』に出演していたキャストも何人か登場する。
「復讐」という主題以外にも、所々で、普遍的日常・社会的制度・潜在的差異に対する憤りが表現されていたと思う。
そしてやはり、血あるいは血縁が色濃く打ち出されていた。
怒り、遣り切れなさ、ぎこちなさ、違和感を呼び起こしてくれる、良い映画だった。
なぜかは言えないが、この映画は若い女性に観てほしいと思った。
どうしてそう思ったのか明確ではないが、これからのヒト達に観て戴きたい。
我々は、色んなことに対して目をつぶっている。
普段の目の開き方では見えていないことが多い。
分かったようなフリをして生きていても、それはただ生かされているだけなんではないだろうか。
映画であれ本であれ、「気付き」を与えてくれるものは、それだけで素晴らしいものである。


私の斜め右の座席に、韓国人のカップルが座っていた。
映画本編が始まる前の予告編の時から、とにかくよく喋る。
ありとあらゆる部分で、いちいちチャチャを入れる。
映画を観ながら彼らの様子がちょうど目に入ったのだが、どうも日本人が反応しない所でウケている。
日本人が分からない所で笑い声を漏らしている。
日本語訳に微妙なニュアンスが表現できていなかったのか、文化的な違いなのか…。
ファン君に韓国語講座をしてもらって韓国語をマスターしたら、私も原語で味わってみたい。
# by epokhe | 2005-11-21 00:13

パイウォーター/大物作家

美容院でパイウォーターをしてもらった。
パイウォーターは普通の水より粒子が細かい(?)ので、専用のマッサージ器(シャワー)を使ってコレをしてもらうと、頭皮と髪が浄化される。
スカルプ&ヘア・ケアの一種?
ヴァージン・ヘア転回?
自然回帰?
まあ、とにかく汚れが取れたようです。
やり終わった後に、汚れが取れた液体をご丁寧に見せ付けてくれるからさぁー、、、リアル。
白濁色でした。。。
毎日、シャンプーしてるのにねぇ。
皆さんも、きっと汚いはずですよ。

それと!
私の担当の美容師さんは、なんと大作家のこの人のご担当もされていて、「今日は、○時から○○さんがいらっしゃるんですよ。」と言われた。
私がちょうど帰る頃、そのお方がお見えになりまして、実物見ました、ハイ。
髪型も顔も眼光も皺の刻まれ方も、貫禄!
嗚呼、貫禄。
(ちなみに、リンク先記事にある、この大物作家と「仲良しの方」というのは、私の美容師さんのことではありません。)
# by epokhe | 2005-11-19 16:54

堤氏のチカラ

早大の人科・スポ科は、本当だったら「幕張」につくられるはずだったらしい。
ところが、できたのは「所沢」。
幕張キャンパスになるはずが、所沢キャンパス。
なぜだか御存知ですか?
私も今日、知ったのだが、あの堤さんが根源だそうだ。
堤さんが早稲田出身というのも初めて知った。
で、西武線・西武バスを使ってほしいから、わざわざ所沢にさせたらしい。
誘致!!!
誘致だ、誘致。
おー、誘致だったのかー。
堤氏ってば、自分の母校にまで手を出すとはねぇ。
結構、衝撃。
でも、納得。


【追記】
あと、コクドの本社所在地が所沢だ!
「西武線・西武バスを使ってほしいから」という理由だけではなかったっぽい。
「ホームグランドに是非!」という理由もあったわけですな。
# by epokhe | 2005-11-18 00:05

パソコンに操られる人間というparadox

十数年くらい前の私だったら、パソコンなんていじらなくて良かった。
いじらなくて済んだ。
パソコンいじって喜んでるのは、一部の暗いオタクとかの世界の話で、休み時間にパソコンなんてネクラの極地だと思っていた。
遊びがパソコンとか信じられなかった。
クラスに一人か二人はそういう人種がいて、ほんと眼鏡かけて暗ーいタイプの人達だった。
インターネットなどの通信も黎明期で、当時は別になくても全く困らなかった。

それが今はどうだろう。
パソコンがないと仕事一つこなせなくなった。
人間の身体だけじゃ仕事一つ片付かなくなった。

そして、パソコンの電源を入れないと、仕事を逃してしまうようになった。
パソコンが使えるから(皆パソコンが使えるという前提があるから)、仕事が生まれる。
雑務も増える。
パソコンが利用可能という状態が、逆に雑務を増やしている。
パソコンがなかったらしなくても済んだことまで、しなければならない状況になった。
例えば、メールが普及していなかったら、メールチェックの雑務はなかった。

テクノロジーの発達というのは、えてして、このようなパラドキシカルな側面を持つ。
イノベーションというのは逆説的である。
# by epokhe | 2005-11-15 14:18
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