アーティストにリスクマネーを
アーティストというのは大成功するまでは大概ビンボーな暮らしを送っているため、様々な分野のアーティストを一ヶ所に集めて国が育成する。
何処かの使わなくなった工場かビルかアパートメントを政府が買い取って改造し、下の階にアトリエと事務所をつくり、そこから上の階をアーティストそれぞれの個室とする。
一種の閉鎖社会になっても構わない。
アーティストは本来、閉鎖社会に生きる者達だ。
そこに住むアーティストの8割がホモセクシュアルでも構わない。
アーティストは本来、へテロセクシュアルになどこだわらない者達だ。
ここの住人のアーティストらは、政府発行のIDカードを所持している。
そのIDカードを提示すると規定日に援助金が給付される。
勿論、この援助金の額は、分野や能力ごとに異なる。
アーティストにリスクマネーを提供してインキュベーションしよう。